∞初めまして。∞
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飼っていたハムスターが死んでしまいました。老衰からくる肝疾患だったらしいです。
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文面が今までと違いますね。
冒頭にも書きました。初めまして、ハルナです。
上記の出来事に拒絶反応を起こし、珍しく夜、家に居るのに春月は引っ込んでしましたので、初のWEB日記です。
わぁ、何書こう。
やっぱり私の視点からの人格障害の事を書くのが一発目には相応しいかしら。
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解離性人格障害(昔でいう多重人格)については私が説明するよりもWEBで検索した方が解り易いと思うので割愛します。
私は春月という人間の主人格です。春月は基本人格です。
春月が何かにつけて引っ込んでしまうと大概私が日常を行います。
以前に春月と私は意識の共有が出来ると書いてありましたが、厳密にいうと、最初から出来ていたわけではありません。
私(ハルナ)が行動していた時の記憶は春月に無かったし、ケンジでも、子供の人格の時も春月にとってはその時の時間がすっぽり抜け落ちていた状態でした。
解離性人格障害で出てきた人格というモノは存在しているようで実は存在がありません。
人格達それぞれが勝手に基本人格の体を自分のモノだと思い、環境・能力・その他全てを『これは自分だ』と主張します。
私も最初はそうでした。
自分が春月であって、誰かの中に存在するだけの実体の無いモノだなんて思いもしませんでした。
でも、日常生活において、奇異なことが多すぎるのです。
誰だって腑に落ちず、不思議がるだけなら良いのですが、気味が悪くなると自分で自分の事を記録したり、お医者さんに縋ったりします。
私の主治医はその時の服装と表情で私と春月を見分けます。
私と春月は体質がかなり違います。
・春月は金属アレルギーがあって、アクセサリーは天然素材、若しくは樹脂・プラスティック等しか使用しませんが、私は無いのでシルバー等を好んで付けます。
・春月は黒を基調とした服が好きですが、私は白やピンクを好みます。
・春月は髪を弄くるのが好きではなく、いつもブローだけですが、私は巻いたり、アップにしたり色々とアレンジします。ただ、2人とも共通で髪の色を変えることはしません。
・春月は付けマツゲやウィッグ・エクステンション等は使いませんし、メイクも簡単ですが、私はどれも好きですし、メイクもがっつり施します。
・春月は人の話を聞くときは怯えたように上目遣いで何とか人の顔を見ますが、私は真っ直ぐ見つめます。
・春月は辛いものが好きですが、私は食べられません。
・私はある程度の痛みを『痛み』と認識出来ません。
他にも色々とありますが、同じ体なのにこれだけ相違点があるのです。
なので、弊害はたくさん出てきます。
例えば、アクセサリーなんかも春月→ハルナへ変わると自分の好みのものに付け替えるでしょう?
そうするとハルナ→春月に戻った途端、シルバーのピアスをしていた耳がアレルギー反応を起こして腫れたり、膿んだりするのです。これは春月が毎回日記で怒っていますが、好みの違いなので譲る気はありません。服もすぐに着替えます、お互いに。
そうそう、私は統合する気は今のところ考えていません。
だって、長い間自分は春月だと思っていたし、実際結構な期間を私は『春月』として生活していた事もあったのです。
確かに私は『春月』の欠片であることは受け入れました。
この体が私のモノではない事も不本意ながら受け入れました。
それで良くないですか?
今はお互いきちんと報告ではないですけど、紙面に自分が表に出たときのことを書き記して記憶の断片を埋めていますし。
大体、こうやって何かにつけて人格が交代してしまうと言うことはまだ不安定な証拠ですし、私が『春月』として生活を行うことで一見"普通"に見えるのですから、統合して困るのは基本人格である春月だと私は思うのですが。
確かにケンジや子供の人格の場合は多少不都合も出てきますが。
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私の場合ですが、普段は春月の中の"部屋"に居ます。
部屋と言っても物理的なものではなく、春月の心の空間の一端に揺蕩っている感じです。
春月の領域は硬い透明な壁に囲まれています。春月から私にコンタクトを取る事は無いですが、私が叫んでいる事は聞こえているようです。
ケンジは比較的近いところでこれまた揺蕩っています。
子供の人格は見えないような遠いところに蹲っています。
春月が許容しきれない出来事に遭遇すると私が入れ替わる事がほとんです。そんな時、春月の硬い透明な壁は白くなっていて私からは何も見えなくなっています。
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これは私の一人格としての意見なのですが、解離性人格障害になってしまった時、有効なのはその時の『自分』を形に残す事なのではないかと思うのです。
それが私と春月が今やっているような日記だったり、メモの走り書きだったり、絵でも良いと思います。
それらを目の当たりにすると自分がどのような存在なのか解り、このまま主人格・副人格としてでも存在し続けるか、それとも基本人格の中に戻るか等選ぶ事も出来ます。
基本人格から生まれた別人格だって『人格』なのだから、思想や思考・自我だってあるのです。
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自分以外の誰かが自分の嫌な事を代行してくれるんだからそれは利便なのではと思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、それは違います。
基本人格・主人格・それから派生した副人格は絶えず自分が基本人格になろうと闘争しています。これは相当なストレスです。
記憶が抜け落ちるのも恐怖に近い感があります。
勘違いしないで欲しいのは、決して楽をしたくて別人格を生み出すのではなく、別人格を生み出してしまうほどの出来事が基本人格に起こったということです。
人格交代だってすんなり行われるわけではなく、相応のストレスを孕みます。
レイプの時のフラッシュバックで私が浮上する時、心の中いっぱいに「イヤ、ヤだ、やめて、怖い」という悲鳴が響きます。私はいつまで経ってもこの絶叫に慣れることが出来ません。
ですが、ヒトゴトなんです。私の事では無い。
あの事を『無かった事』として吐き出された人格、それが私、ハルナです。
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他にも色々ありますが、文字数がアレなので今日は終わりにします。次は何時ここに書くことが出来るか判らないけど、出来れば同じ境遇の人に出会いたいと願っています。
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ここでの私と春月の見分けはタイトルで付けてください。
もし、読んで下さった方がいらっしゃいましたら、有難う御座います。
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飼っていたハムスターが死んでしまいました。老衰からくる肝疾患だったらしいです。
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文面が今までと違いますね。
冒頭にも書きました。初めまして、ハルナです。
上記の出来事に拒絶反応を起こし、珍しく夜、家に居るのに春月は引っ込んでしましたので、初のWEB日記です。
わぁ、何書こう。
やっぱり私の視点からの人格障害の事を書くのが一発目には相応しいかしら。
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解離性人格障害(昔でいう多重人格)については私が説明するよりもWEBで検索した方が解り易いと思うので割愛します。
私は春月という人間の主人格です。春月は基本人格です。
春月が何かにつけて引っ込んでしまうと大概私が日常を行います。
以前に春月と私は意識の共有が出来ると書いてありましたが、厳密にいうと、最初から出来ていたわけではありません。
私(ハルナ)が行動していた時の記憶は春月に無かったし、ケンジでも、子供の人格の時も春月にとってはその時の時間がすっぽり抜け落ちていた状態でした。
解離性人格障害で出てきた人格というモノは存在しているようで実は存在がありません。
人格達それぞれが勝手に基本人格の体を自分のモノだと思い、環境・能力・その他全てを『これは自分だ』と主張します。
私も最初はそうでした。
自分が春月であって、誰かの中に存在するだけの実体の無いモノだなんて思いもしませんでした。
でも、日常生活において、奇異なことが多すぎるのです。
誰だって腑に落ちず、不思議がるだけなら良いのですが、気味が悪くなると自分で自分の事を記録したり、お医者さんに縋ったりします。
私の主治医はその時の服装と表情で私と春月を見分けます。
私と春月は体質がかなり違います。
・春月は金属アレルギーがあって、アクセサリーは天然素材、若しくは樹脂・プラスティック等しか使用しませんが、私は無いのでシルバー等を好んで付けます。
・春月は黒を基調とした服が好きですが、私は白やピンクを好みます。
・春月は髪を弄くるのが好きではなく、いつもブローだけですが、私は巻いたり、アップにしたり色々とアレンジします。ただ、2人とも共通で髪の色を変えることはしません。
・春月は付けマツゲやウィッグ・エクステンション等は使いませんし、メイクも簡単ですが、私はどれも好きですし、メイクもがっつり施します。
・春月は人の話を聞くときは怯えたように上目遣いで何とか人の顔を見ますが、私は真っ直ぐ見つめます。
・春月は辛いものが好きですが、私は食べられません。
・私はある程度の痛みを『痛み』と認識出来ません。
他にも色々とありますが、同じ体なのにこれだけ相違点があるのです。
なので、弊害はたくさん出てきます。
例えば、アクセサリーなんかも春月→ハルナへ変わると自分の好みのものに付け替えるでしょう?
そうするとハルナ→春月に戻った途端、シルバーのピアスをしていた耳がアレルギー反応を起こして腫れたり、膿んだりするのです。これは春月が毎回日記で怒っていますが、好みの違いなので譲る気はありません。服もすぐに着替えます、お互いに。
そうそう、私は統合する気は今のところ考えていません。
だって、長い間自分は春月だと思っていたし、実際結構な期間を私は『春月』として生活していた事もあったのです。
確かに私は『春月』の欠片であることは受け入れました。
この体が私のモノではない事も不本意ながら受け入れました。
それで良くないですか?
今はお互いきちんと報告ではないですけど、紙面に自分が表に出たときのことを書き記して記憶の断片を埋めていますし。
大体、こうやって何かにつけて人格が交代してしまうと言うことはまだ不安定な証拠ですし、私が『春月』として生活を行うことで一見"普通"に見えるのですから、統合して困るのは基本人格である春月だと私は思うのですが。
確かにケンジや子供の人格の場合は多少不都合も出てきますが。
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私の場合ですが、普段は春月の中の"部屋"に居ます。
部屋と言っても物理的なものではなく、春月の心の空間の一端に揺蕩っている感じです。
春月の領域は硬い透明な壁に囲まれています。春月から私にコンタクトを取る事は無いですが、私が叫んでいる事は聞こえているようです。
ケンジは比較的近いところでこれまた揺蕩っています。
子供の人格は見えないような遠いところに蹲っています。
春月が許容しきれない出来事に遭遇すると私が入れ替わる事がほとんです。そんな時、春月の硬い透明な壁は白くなっていて私からは何も見えなくなっています。
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これは私の一人格としての意見なのですが、解離性人格障害になってしまった時、有効なのはその時の『自分』を形に残す事なのではないかと思うのです。
それが私と春月が今やっているような日記だったり、メモの走り書きだったり、絵でも良いと思います。
それらを目の当たりにすると自分がどのような存在なのか解り、このまま主人格・副人格としてでも存在し続けるか、それとも基本人格の中に戻るか等選ぶ事も出来ます。
基本人格から生まれた別人格だって『人格』なのだから、思想や思考・自我だってあるのです。
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自分以外の誰かが自分の嫌な事を代行してくれるんだからそれは利便なのではと思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、それは違います。
基本人格・主人格・それから派生した副人格は絶えず自分が基本人格になろうと闘争しています。これは相当なストレスです。
記憶が抜け落ちるのも恐怖に近い感があります。
勘違いしないで欲しいのは、決して楽をしたくて別人格を生み出すのではなく、別人格を生み出してしまうほどの出来事が基本人格に起こったということです。
人格交代だってすんなり行われるわけではなく、相応のストレスを孕みます。
レイプの時のフラッシュバックで私が浮上する時、心の中いっぱいに「イヤ、ヤだ、やめて、怖い」という悲鳴が響きます。私はいつまで経ってもこの絶叫に慣れることが出来ません。
ですが、ヒトゴトなんです。私の事では無い。
あの事を『無かった事』として吐き出された人格、それが私、ハルナです。
---
他にも色々ありますが、文字数がアレなので今日は終わりにします。次は何時ここに書くことが出来るか判らないけど、出来れば同じ境遇の人に出会いたいと願っています。
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ここでの私と春月の見分けはタイトルで付けてください。
もし、読んで下さった方がいらっしゃいましたら、有難う御座います。
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